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事業紹介 | 子育て女性支援

子育てが楽しい

まちの実現

「ママもまんなか」 子育て支援プロジェクト

内閣府SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)

「ママもまんなか」
     子育て支援

妊産婦の自律性を高める

​妊産婦の健幸へのケアと健幸度向上

社会環境の改善を促す

​社会全体の子育てへの寛容性向上策の開発

About

TWRが挑む新たな仕組みづくり

「ママもまんなかプロジェクト」は内閣府SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)「包摂的コミュニティプラットフォームの構築」分野における社会実装のための研究開発事業です。筑波大学が中核となり、全国14地域の自治体や企業等とともに「妊産婦・子育てママの健幸づくり」と「子育てに寛容な社会づくり」を促進します。

内閣府の社会実装事業であるため、予算面の利点とともに、アカデミア等の支援を受けられ、負担が少ない事業展開が可能です。

Background

プロジェクトの背景

最近の研究結果から、子育て中の母親を取り巻く環境として、以下のような課題が指摘されています。

母親の体力低下による心身の健康状態の悪化

育児が最優先となり、母親自身の健康づくりが後回しの傾向

ベビーカー難民問題等を生む、子育てに関する寛容性の低さ

行政による既存施策が多数の母親に届いていない現状

子育て中の母親にとって心身ともに健康でいることは、自身のWell-being向上のみならず、将来を担うお子さんの健全な成長等にも必要不可欠な条件と言えます。このような課題を包括的に解決するため、

「妊産婦の自律性を高める」

「社会環境の包摂性・寛容性を高める」

という大きな二本の柱を軸として、このプロジェクトを展開しています。

ママもまんなかイベント写真

プロジェクト発足記者発表会の様子(2023年8月28日)

子育て中はメンタルが悪化しても仕方ないと感じているママが65%

令和5年8月、妊娠中もしくは産後3年未満の女性999人に筑波大学が行ったインターネット調査では、「『子育て中において母親はある程度、精神状態が悪化しても仕方がない』という意見に対してどう思うか?」との質問に対し、「どちらかというとそう思う」「とてもそう思う」と回答した人の割合が約65%にも達していました。

精神状態が悪化しても仕方ない.jpg

妊産婦における約7割が運動不足

同調査で妊産婦の運動状況を聞いたところ、約7割の人が運動不足であることがわかりました。

妊産婦の運動不足

「日本の妊産婦は心身ともに不健康に陥りがち」

現代の日本は、心身の不健康を抱える妊産婦が数多く存在している、と言われています。「妊産婦における死因の一位は自殺」という衝撃的なデータもあります。


将来の日本を担う子どもたちが健やかに育つためには、まずは母親が「健幸」であることが重要だ、と私たちは考えています。母親が心身ともに健幸で育児にのぞめるようにすることが次世代の日本社会を明るくすると確信し、「ママもまんなかプロジェクト」では、妊産婦の自律性やヘルスリテラシーの向上を一つの柱に据えて、取り組みを推進しています。

妊産婦の半数が育児しやすい国とは思っていない

一方、同調査では、「日本は子どもを産み育てやすい国だと思うか?」という質問に対し、「どちらかというとそう思わない」「全くそう思わない」と回答した妊産婦が約半数にのぼっていることも明らかになりました。

日本は子どもを産み育てやすい国か

子どもが泣くことや騒ぐことで周囲に責められていると6割のママが感じている

また、「公共の場で、自分の子どもが泣いたり、騒いだりした際、周囲から責められるのではないかと不安になるか?」との質問に対し、「ややそう思う」「そう思う」と回答した妊産婦が63.4%に達していることもわかりました。

周囲から責められている

「子育て世代にとって子育てしづらく、寛容性があるとは言えない社会」

調査結果が示すように、「日本は子育てがしやすい社会」とは必ずしも言えない状況です。子育て世代が健康で元気に子育てできることが、次世代の日本を明るくするのではないかと考えます。子育ての非当事者が、子育て世代をあたたかく見守れる社会、すなわち寛容性のある社会になるよう向上策を開発すべくプロジェクトを推進しています。

ママもまんなかプロジェクトの具体的な打ち手

「妊産婦の自律性を高める」ための具体策

健幸スマイルスタジオ

<3つのポイント>

​運 動

​相 談

​交 流

健幸スマイルスタジオ

(オンライン月1回&オンサイト月2回程度)

ママもまんなかプロジェクトの一つの取り組みとして、妊娠中・子育て中のママのためのプログラム「健幸スマイルスタジオ」を運営しています。自身のケアを後回しにしがちなママ向けに、「運動プログラム」と「相談・交流プログラム」で構成され、出産や育児を乗り切るための”体力”と”知識”をつけることができます。DXを活用した伴走型支援を効率的に展開するため、参加エリアにおけるオンサイト開催と全国どこからでも参加できるオンライン開催を組み合わせて実施しています。

Municipality

参画自治体・地域

​自治体

東神楽町(北海道)

見附市(新潟県)

白子町(千葉県)

田原本町(奈良県)

滝沢市(岩手県)

取手市(茨城県)

八幡市(京都府)

飯塚市(福岡県)

加茂市(新潟県)

美里町(埼玉県)

西脇市(兵庫県)

ほか

地域

柏の葉(千葉県柏の葉キャンパスエリア)

amigo(東京都世田谷エリア)

健幸スマイルスタジオ「オンラインスタジオ」参加者アンケートでは、

スタジオ参加者の9割以上が「満足」と回答!

健幸スマイルスタジオアンケートグラフ

健幸スマイルスタジオ(オンサイト)の様子

柏の葉キャンパスエリアの健幸スマイルスタジオの様子

Evaluation

公式アンバサダー

子育てに対する社会の寛容性を向上する一つの策として、本プロジェクトの公式アンバサダー(以下)に公式YouTube番組「ママもまんなか!スマイル健幸カフェ」をはじめ、様々な媒体やイベント等で周知活動を行っていただいています。

関根勤

公式アンバサダー

関根勤

小林よしひさ

公式アンバサダー

小林よしひさ

関根麻里

公式アンバサダー

関根麻里

普天間かおり

公式アンバサダー

普天間かおり

秋山竜次

公式アンバサダー

秋山竜次

谷本有香

公式メディアアンバサダー

谷本有香

野々村友紀子

公式アンバサダー

野々村友妃子

羽生祥子

公式メディアアンバサダー

羽生祥子

公式YouTube番組「ママもまんなか!スマイル健幸カフェ」

公式アンバサダーや有識者に登場いただき、子育てママのための情報やエビデンスを楽しく提供するYouTube番組「ママもまんなか!スマイル健幸カフェ」を提供しています。お笑い芸人のロバート・秋山竜次さんの新作コントなどを入り口とし、より多くの世代に子育てに対する包摂性・寛容性を持っていただくことが狙いです。

YouTube番組
「ママもまんなか!スマイル健幸カフェ」

その他の取組(予定)

ママパパウェルカムステッカー(仮称)

店舗や集客施設等に配布し、「赤ちゃんが泣くのは当たり前。気にしないで」といったメッセージを送り、子育てに寛容的な社会づくりを促し、安心して子育てに向かえる環境をつくる。

職域でのアプローチ(予定)

女性版健康経営など職域における取組みを推進するため、女性のライフスパンを通じた活躍を支えるための制度化及びサービスの全国をモデル地域で開発し、社会実装する。

このように「ママもまんなかプロジェクト」では、子育てに寛容な社会の実現を目指し、その結果として、子育てにおける孤独感・孤立感やストレスを軽減して、楽しく子育てできるような取り組みを展開します。


「子育てが楽しい」と思える社会づくりに向けて、本プロジェクトに参画いただける自治体・企業等からのお問合わせをお待ちしています。ご質問などがありましたら、以下のフォームより、お気軽にお問い合わせください。

「ママもまんなか」
子育て支援プロジェクト
オフィシャルサイト

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